日本のプロレスに参戦する外国人選手は、
キャラクターが濃いい選手が多いです。
瓶ビールを12ケースの呑み、
日本酒を5升以上飲むのが当たり前だった
アンドレ・ザ・ジャイアント選手。
客席から暴れながら入場し、
ブルロープで子どもから大人まで
しばきまくったスタン・ハンセン選手。
元K-1プロデューサーの
宮田充さんが学生の頃全日本プロレスで
アルバイトしている時に、特に何もしていないのに
ボコボコにしたタイガー・ジェットシン選手。
とにかく外国人選手というのは、
凶暴な選手が多かったイメージです。
そんななか、実はいい人で、
子どもにも優しいと噂の選手がいます。
それが、新日本プロレス
最恐ヒールユニット・鈴木軍の
ランス・アーチャー選手です。
今回は、そんなランス・アーチャー選手を
紹介していきたいと思います。
実は性格もいい人?子ども好きって本当?
名物だった入場時の水撒き禁止の理由って?
など、様々な角度から見ていきます!
ランス・アーチャーの性格はいい人?人柄は?
ランス・アーチャー選手はリングの上では、
「Everybody Dies」と叫び、
バックステージでも同様に記者の方を威嚇し、
過去には「アメリカン・サイコ」
などという物騒な異名が付いていました。
そのイメージから、普段から怖いイメージがある
ランス・アーチャー選手のですが、
実際の性格はどうなのでしょうか?
ランス・アーチャー選手と
デイビーボーイ・スミスJr.選手のタッグ
「KES」は、なんと日本にファンクラブが存在します。
「KFC(キラーフレンドクラブ)」という、
フライドチキンチェーンのような
名前のこのファンクラブ!
KESのオリジナルグッズの販売や、
ファンクラブ限定ムービーの公開、
過去にはファンミーティングの
開催などもあったらしいですね!
新日本プロレスきっての
ヒールユニットの「最恐」外国人2人が
どんなファンミーティングをやったか興味津々ですよね。
そんなランス・アーチャー選手は、
TwitterなどのSNSでファンの方への
返信を熱心に返していることで有名なんです。
直接コメントを残すこともまれにあれば、
「いいね」「RT」で反応したりします。
鈴木軍、ランス・アーチャー選手の
ファンの方なら大喜びですよね!
更に、ファンの方が撮影した
ランス・アーチャー選手の試合の写真を、
自分のSNSのヘッダー画像や
サムネイル画像にしたりもしました!
恐らくファンの方への一報はあったのでしょうが、
撮影したファンの方からすると、
メチャクチャ嬉しかったでしょうね!
リング上で「最恐」のランス・アーチャー選手は、
リングを降りたらファンの方との距離感が近い、いい人で、
アメリカン・ナイスガイな人柄だったんですね!
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ランス・アーチャーは子供好き?実は優しい?
毎年春に行われるニュージャパンカップ
にエントリーした2018年。
トーナメントに敗退した
ランス・アーチャー選手は、
鈴木軍のメンバーと共にタッグマッチに出場。
トーナメントに負けた腹いせか、
いつも以上に観客席へのにらみが
凄かったのを覚えています。
そんななか、リングサイド最前列で見ていた、
お父さんの膝に乗った子どもを驚かせた
ランス・アーチャー選手。
すると、その小さな子どもがなんと、
大泣きしたんです!
昔からプロレスラーは憧れと嘲笑の的でした。
「プロレスが好きだ!」と、
憧れのまなざしで見る子どもがいれば、
「プロレスなんて全部嘘だよ!」と、
プロレスをバカにする子どももいます。
しかし、会場に行くと、リング上の熱い試合が
くだらない言い合いを全部無しにしてくれる力がありました。
そして、憧れも嘲笑も関係なく、
すべてに襲い掛かるのがヒールレスラーでした。
往年のファンなら経験したことがあるでしょうが、
昔は、外国人レスラーから
本気で追いかけまわされるなんてザラにありました。
そんな「マジで怖いやつは世の中にいるんだ」という
子どもにとってのトラウマが、
大人になっときに役に立つものでした(しみじみ)。
ランス・アーチャー選手に泣かされた子どももいつか、
「あの時、ランス・アーチャー選手に泣かされたなー」と
思い返して、いい思い出にしてくれたらいいですね。
そんな怖い怖いランス・アーチャー選手ですが、
インスタグラムを見てみると、
なんとまあ、あるわあるわ、
子どもの写真が!
書かれているコメントを見ると、
どうやら、姪っ子や甥っ子の写真のようです。
リング上では見せない笑顔や、
イメージにない、自撮りのカットなど、
プライベートのランス・アーチャー選手は、
とても家族思いの優しい、
いいひとだということが分かります!
これからも、リング上では子どもを泣かせて、
リングを降りたら優しいオジサンでいてほしいですね!
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ランス・アーチャーが水撒きをやめた理由
ランス・アーチャー選手のパフォーマンスの一つに、
口に含んだ水を噴射するというものがありました。
入場時に水の入ったペットボトルを持って登場し、
口に含んで噴射したり、
直接ペットボトルからまき散らしたりしていました。
会場の鈴木軍ファンからは「聖水」と呼ばれて、
名物となっていましたが、
ある日を境に、パタッとやめてしまいました。
会場に来ていたファンのSNSで
「なんでやらなかったんだ?」
「新日本プロレスから止められたのか?」
「聖水を待っていたのに!」
という声が絶えず上がりました。
というのも、ランス・アーチャー選手が、
水撒きパフォーマンスをやらなかったことについて、
SNSで発信し、ファンの声をあげさせようと煽ったからでした。
結局は、コンプライアンスの問題や、
新規のファンからのクレームを未然に防ごうとする
新日本プロレス側の対策だったのですが、
これには熱心なファンからはブーイングがとびました。
結局、これ以降ランス・アーチャー選手の
水撒きが復活することはありませんでした。
しかし、インディー団体ならまだしも、
新日本プロレスは世界第二位のプロレス団体であり、
世界に発信し、日本の経済界においても、
一部上場を目指す大企業です。
プロ野球の優勝ビール掛けすら問題視される昨今の
コンプライアンス問題ですから、
ランス・アーチャー選手の水撒きが
規制されるのは当然なのかもしれません。
しかし、鈴木軍ファンの方々からすると、
少し寂しい思いもあるんでしょうね。
これからは、リング上での激しいぶつかり合いで、
会場を魅了してほしいですね!
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ランス・アーチャーの人物像まとめ
ランス・アーチャー選手は、
インディー団体からのし上がってきた、
サクセスストーリーを体現した選手です。
そのなかで、プロレスだけじゃ生活できないから
バーの用心棒をやったり、
TNAやWWEなどで、憧れの選手と共演したり、
アドバイスをもらったりして、
成長し、自身の価値を高めていきました。
そんな、苦労時代が長かったからこそ、
自分がどう立ち回るべきか、
それは、リング上でも、リングを降りても、
全て知っているように思えます。
これからの新日本プロレスは、
ランス・アーチャー選手はブッカーや
海外進出のプロモーターなどの
選手以外のポジションも引き受けることでしょう。
もしかしたら、戦いを求めて、
様々な団体へ行くかもしれません。
それでも、優しく、強く、恐い
ランス・アーチャー選手は、
いつまでも健在でいることでしょう!
そんなランス・アーチャー選手をまとめると、
・日本でファンクラブを作るほど、ファン思いのいいひと。
・SNSでのコミュニケーションも活発にし、子どもにも優しい。
・新日本プロレスの命令で、名物の水撒きを辞めさせられた。
まだまだこれからの様々な活躍に
注目のランス・アーチャー選手!
次はどんな世界を見せてくれるのでしょうか!?